お悩み相談

子どもの悩みの聞き方と解決に導く方法。幼児期・児童期に有効なこと。

こんにちは!

赤ちゃんの頃から癇癪持ちの息子と天真爛漫な娘の母、星月です😊

同じお腹から生まれたとは言え、やっぱり十人十色。

本当に正反対の性格の二人。

悩みもやっぱりそれぞれです。

子どもの悩みに対しては、何と言ってもお母さんの聞き方にコツがあります。

今回は幼児期から児童期の子どもの悩みの聞き方についてまとめていきたいと思います。

子どもの悩みケース①学校や幼稚園に行きたくない

不登校の問題はたくさんの要因があり、その理由は子どもごとに違います。

ですが、共通して言えることはまずその「事実」を親が受け止めるという事。

ここができないと負のスパイラルにはまってしまうことになってしまいます。

子どもが「学校に行きたくない」と突然言い出すと、どうしても親は焦りが出てしまうものです。

例「学校行きたくない」→親は焦る→焦る気持ちが子どもに伝わる→子どもはますますパニックになる→親はそのパニックにますます感情的になる→子どもは意地になって学校に行かなくなる→「学校行かない!!」→どうーすりゃいいのぉー?!

こんな風に、気持ちが不安定になっている子どもに対して、親も不安定な気持ちで乗り込むと問題がややこしくなっていきます。

まず親が落ち着いて、子どもの気持ちを受け入れる

まずは親が落ち着いて「子どもの気持ちを受け入れる」こと。

これが大事かなと思います。

上記の例は私自身の実体験なのですが、親が感情的になることほど良いことは一つもありません。

感情的に対応していた頃に、息子に言われた言葉で忘れられない一言があります。

「どうして話聞いてくれないの!!」

この言葉でハッとしたんですよね。

私は自分の気持ちを優先しようとしていること、息子の話を聞こうとしていない事に気付きました。

これでは解決する問題も解決できないし、できるわけがなかったんですよね。

力づくで対応してきた結果を見せられたというか。

幼稚園の頃から「幼稚園行きたくない」はありましたが、先生方の「とにかく連れてきてください。とりあえず来てしまえばこちらでは大丈夫ですから。」という言葉に甘えて、ちゃんと息子の話を聞かなかったなと。

確かに大暴れして泣きながら行っても、帰りはケロリ。

これでいいんだと、ちゃんと話も聞かなかった私に対しての息子の言葉はとても響きました。

大人だってそうですよね。

とにかく話を聞いてもらいたいんです。

そこにアドバイスってあんまり必要なくて、ただただ聞いてもらいたい。

「学校行きたくない」と言ったら何より子どもの気持ちをちゃんと聞いて、子どもの心を優先して受け止めてあげなくてはならないこと。

そんなことに気付かされました。

仕事があるから話を聞く時間がない。

わかります。わかりすぎるほどわかりますよー😅

実際問題、仕事に行かなくてはならないお母さんはどうしても焦ってしまい、感情的になってしまうと思います。

そんな場合はどうすればいいの?

職場への理解を求める

あくまで私の場合ですが、まず職場に理解を求めました。

こういう事情があると話した上で、仕事に遅れる旨を連絡する。

それで退職を求められるような職場だったら、その職場をやめようとも思いました。

でも打ち明けてみると職場の方々も理解を示してくれる方が多く、私の心もだいぶ楽になりました。

子育て世代が多いせいもあるかもしれませんが、これはとても嬉しく思った出来事でした。

そして、そんなことをきっかけに「実はうちもこんな悩みがあるんだよね。」とお母さん同士で悩みを話し合ったりすることができ、打ち明けて良かったなと思います。

結局行けなくて、休んでしまう事もありましたが、そんな私に対しても「そういうのは子育て世代では順番なんだから大丈夫!」とか「みんなそうやって大きくなるんだから」とあたたかい声をかけて頂けることも多くあり、本当に恵まれているなと思います。

子どもが学校や幼稚園に行きたくないという事があり、働いているお母さんはまず職場に理解を求めることから始めてみてくださいね。

きっとお母さんの気持ちも楽になると思います。

子どもの気持ちを受け止めた後は?

学校、行きたくないんだね。そっかそっか。うんうん。

そんな風に話を一旦受け止めます。

親に気持ちを受け止めてもらった子どもの気持ちは落ち着いてきているので、そこで初めて理由を聞いてみます。

「学校行きたくないんだね。何か行きたくない理由があるの?」

最初は話したがらないこともあるかもしれないし、どう話していいのかわからない子もいると思います。

ゆっくり、子どものペースで話を引き出してください。

そこで理由が出てきたら、またその理由を受け止める。

大人にしたら、「えっ?!そんなこと?」という事が大抵かもしれません。

でもそこで「そんなこと!?」と言ってしまうと、子どもの心はまたフタを閉じてしまいます。

一からやり直しになるので、あくまでも親は冷静に。

「そうなんだね。そんなことがあったんだね。」と静かに話を聞いてあげるのが良いです。

その後、親はどうしても結論やアドバイスをしたくなります。

でも堪えてください!!

言いたくなる気持ちはよーーーくわかります。

でもただただ堪えます(笑)

可愛い子には旅をさせよ。自分で考える力を育てる

可愛い我が子には悩まない人生を送ってもらいたいという気持ちから、ついつい親は手を出し口を出してしまいがちです。

でもこれは、子どもの成長を促すといった意味では逆効果になってしまいます。

可愛い子には旅をさせるのです。

自分自身の頭と力を使って、立ち上がる力を育てる。

これが親の役目なのではないかなと思います。

学校に行きたくない。

理由はこうだ。

じゃああなたはこれからどうしたい?

そこで出てきた子どもの気持ちにどうか寄り添ってあげてください。

きっと子どもはお母さんに受け入れてもらったという安心感に包まれて、きっと自分の足で再び歩き出そうとするはずですから。

ケース②感情のコントロールができない

癇癪持ちというケース

うちの息子は赤ちゃんの頃から癇癪持ちという事もあって、一度感情のスイッチが入るとなかなか治まらないという特徴があります。

小さかった頃は体も小さかったし、出先などでぐずりだしても抱っこして避難が可能でした。

でも小3くらいにもなると体重は30kg近くなってきますので、ひょいと持ち上げることは困難です。

ちょっと前まで息子は、感情が爆発すると本当に手が付けられない感じでした。

一番ひどかったのは小1の終わり頃から、小3の初め頃です。

ギャングエイジと呼ばれたりしますね。

自分の気持ちと周りの気持ちとの葛藤が芽生えることで、個人差はあるでしょうけど何かと心の問題に出くわす時期です。

うちの息子の場合は感情的になると家の扉は蹴倒す、私にも殴り掛かってくるわで対応しきれない時期がありました。

そんな時期をどう乗り越えたか。

答えは意外とシンプルでした。

感情的になった時は、その感情をしっかり受け止める。

これだけで子どもは安心感を覚えるのか、スーッと気持ちが落ち着いていきます。

まずはやはり親が気持ちを受け止める、受け入れる。

これを大切にしてほしいなと思います。

ケース③何度言ってもなかなかできない

親はどうしても出来ないという事実にフューチャーしてしまいがちです。

ですが、まずは落ち着いて。

「できない」という事の背景をみていきます。

努力する姿勢があっての「できない」なのか全くする気がなくての「できない」なのか。

それによって対応が異なってきます。

努力がある、やろうとする姿勢があっての「できない」への対応

これは子どももやろうという気持ちを持っていての「できない」なので、全く「努力していない」ということではありません。

努力の結果「できなかった」ので、その努力した部分をしっかり認めてあげること。

「ちゃんと○○しようと思ったんだね。」

やったことを認められた子どもは自己肯定感が育ちます。

自己肯定感が育った子どもは、自分に自信がついて様々なことに果敢にチャレンジできるものです。

特に集団の中で生きていく力を身に付けなくてはならない児童・学童期には、この自己肯定感を大きく育ててあげたいものです。

「できない」ことに注目するのではなく、自信を持って「自分はできる」という気持ちを育ててあげましょう。

できるのにやらない場合

「何度言ったらできるの?」

そんな風な声がけは子どもの心に全く響きません。

響かないどころか、お母さんの労力が消耗するだけという悪循環。

そんな場合はやろうとしないことの背景を見ていきましょう。

なぜやらないのか。

大人だってありますよね。

できるのにやらないこと。

ダイエットだって三日坊主~とか片付けだってめんどくさ~いとか。

子どもだって同じです。

やりたくないことはやりたくないし、めんどくさいことは嫌なのですよね。

でも学校などでやらなきゃいけないと決められたこと。

子どもだってやらなきゃいけないことはわかっています。

ですので、また気持ちを受け止めた上で「じゃあどうしていけばいいかな?かな」と一緒に考えていきたいものです。

最後に

愛という文字の中には、心が入っています。

心を受けると書いて「愛」です。

「愛」とは心を受け入れること。

どんな人でも、受け入れてもらえたら嬉しいものです。

それは子どもにはとても顕著に現れます。

どんな子どもでも、親に愛されたいと思っています。

お母さんは毎日忙しくて、子どもの気持ちに気付けずに過ごしてしまうこともあると思います。

でも時には、子どもの「お母さんに甘えたい」という気持ちにちゃんと気付いてあげることも大切です。

男の子は特に10歳前くらいまでは「甘えたい」傾向が強いと思います。

うちの息子も、いずれ手も繋いでくれなくなる時が来るでしょう。

それまではしっかり甘えさせて、気持ちを安定させてあげて、心の成長を手伝っていきたいものです。

また数秘術的に見た時の数字同士の相性で葛藤があったりすることもあります。

息子の場合はこれが顕著に表れているタイプです。

どうしてこの子はこうなんだ?という謎も数秘術から導かれることがありますので、そんな時は下記リンクからお気軽にご相談ください。

星月ひなた’sSTORE

お母さん一人で悩まないでくださいね。

辛いことは話すことで楽になることもありますから😊

明るく前を向けるように、星月がお手伝いします。