子どもの悩みって尽きないものですよね。
自分のお腹から生まれてきたのに、どうしてこんなに違うの?
って思うことありませんか。
それもそのはず。
子どもは自分とは全く別の人間であり、別の特徴や使命を持って生まれて生きているのですから。
親子同士でライフパスナンバーや何らかのナンバーが同じ、という方もいるかと思いますが、持っている数字が全て同じという方はそう滅多にいないでしょう。
子どもは子どもの性質と使命を持って生まれてきます。
数秘術を使えば子どもの性質や個性がわかります。
不思議なことに、子どもが小さいうちの方が元々持っている数字の特性が強く出てきます。
どんな思考で、どんなことが好きなのか。
また、わからなかった子どもの気持ちや、行動についてよく理解できるようになりますよ。
今回はチャイルドカウンセラーの資格も活かしつつ、子どもとの関わり方や接し方などをご紹介していきたいと思います。
しっかり腑に落ちると、子育てが一気に楽になりますよ!
今回は基本的なナンバーである「ライフパスナンバー」を使って、子どもの性質や個性をみていきましょう。
ライフパスナンバーの求め方は以下から確認してみてくださいね。
・子どもの持っている性質が知りたい
・子どもが起こす問題行動の意味が知りたい
・数秘別の子育てのコツが知りたい
・子どもの良い部分をもっと伸ばしたい
Contents
数秘術でみる子どもの性質や個性や子育てのコツ
ライフパスナンバー1の子ども
性質や個性
話を聞く前に、まず行動しているタイプのお子さんです。
自分でやってみることに価値があるという考えで、試してみないと気が済まないようなところがあります。
とても積極的で、前へ前へと突き進んでいくような性質があります。
臆することなく、とにかくチャレンジ精神旺盛です。
ママが気になる点
積極的過ぎて、周りがついてこれないんじゃないか?
グイグイ行く性格だから、協調性をもっとつけたい…
こんな心配がおありではないでしょうか。
ライフパスナンバー1は周りを引き連れていくリーダー的存在ですので、今心配されている部分は大いに伸ばしていってほしい部分です。
やはり世の中にリーダーは必要ですし、その部分が小さいうちに備わっているのですから、どんどん開花させていって良いと思います。
おそらく、ママの話におとなしく耳を貸すタイプでもないと思います。
早めに協調性を身に付けさせたい場合は、出来た時の行動を大げさに褒めると良いでしょう。
例えばすべり台の順番を譲ることが出来たら、その優しくすることが出来た行為を褒めてあげましょう。
すべり台だって1番に滑りたいところを、我慢して譲れた。
これはもう立派な成長です。
すべり台を例に出しましたが、これ以外でも心の成長を感じるところがあれば、少しオーバー気味でいいのでたくさん褒めてあげてくださいね。
それで周りの人と仲良くするということが、子どもにとって心地よく感じられるようになるはずです。
子育てのコツ
「1番になりたい」という性質を大いに生かしましょう。
何事においても負けず嫌いで、ナンバーワンを求めていくタイプですから、何か一つ出来たことがあれば「やっぱり○○が1番だね!」というような褒め方がとても効果的でしょう。
ただし、兄弟がいる場合は兄弟のいる前では言わないようにした方が無難です。
後からこっそり伝える方が、兄弟同士の争いねたみ、心の傷を作らずに済みます。
時と場合によって、加減してみてくださいね。
ライフパスナンバー2の子ども
性質や個性
とっても優しいお子さんです。
小さいながらに協調性があり、人の輪を重んじるようなところがあります。
自分から誘うよりも、誘われて遊ぶ方が好きだったりします。
また、自分の気持ちよりも周りの人のことを考えられるようなところがあります。
ですので、わがままはあまり言わないのではないでしょうか。
小さいながらに周囲とのバランスをとることが自然にできてしまうので、落ち着きがあり、親の言うこともよく聞くお子さんです。
誰かに譲る、一歩引く、もっと言えば小さいながらに遠慮するようなところもあります。
ママが気になる点
周りに気を遣いすぎているのではないか?と感じたり、誰にでも合わせているような気がして心配になるかもしれません。
しかし、子ども自身はそれを苦痛だとは感じていません。
むしろそれが当たり前のように感じている場合がほとんどでしょう。
ですので「今は」あまり心配する必要はないのです。
「今は」というのは、この部分を親が上手にリードしたり、ネガティブなイメージを与えないことが大事になってくるということです。
「合わせる」ということについては、やはり大人になった時に本人が苦しみだす部分であるとは思います。
小さなうちから、しっかり自分軸を作ってあげるように接していきましょう。
子育てのコツ
とにかく自分よりも、周りの誰かを優先することにためらいがありません。
その優しい気持ちは大事にしてあげつつ、自分という存在をしっかり主張する時も必要なんだということを教えてあげる必要があります。
自分よりも周りを優先するがゆえに、「優柔不断」だったり「自分がない」というような目線で見られるようなこともあるかもしれません。
そんな状態を避けるために、小さなうちから何かを選ばせるということをすると良いかと思います。
選ばせるものは何でもいいですよ。
おかしでもおもちゃでも、ふだんの遊びや日常生活の中でどんどん取り入れてみてください。
「今日のおやつはドーナツとクッキー、どっちがいい?」
「ぬりえとねんど、どっちで遊ぶ?」
など本当に小さなことから始めてみてください。
小さなことでも自分で選ぶ、決断するということの繰り返しで確実に子どもの心の中に「自分は選んでいいんだ!」という気持ちが根付きます。
人生は選択の連続になるので、選ばせて自分で決めさせるということは、数秘2の子どもにとって人生を楽に生きていく術になるでしょう。
ライフパスナンバー3の子ども
性質や個性
お調子者で明るい人気者!
お笑いのネタを真似してみたり、オリジナルの替え歌を披露したり、自分の周りにいる人を笑わせることに意義を感じているお子さんです。
まずは自分が楽しむが大前提なので、興味のないことはやりません。
しかしそこにゲーム性が加わったり、勝負となると一気にモチベーションが上がって楽しめるタイプのお子さんです。
ママが気になる点
あまりにも調子が良すぎて、大人になったらどうなっちゃうの?
なんて心配もあるかもしれません。
しかし楽しむことはライフパスナンバー3の子どもにとっては一番の生きがいなのです。
そこを制したり、辞めさせることは命にかかわることやよっぽどでない限り大丈夫です。
人生は楽しんだもん勝ちです。
自分が楽しむことで、周りにも幸せを与えたいと思っているので、その部分はこれからもぜひ伸ばしてあげてくださいね。
子育てのコツ
自分が楽しいと思えることしかやりませんので、どうしても親がやらせたい事ややってほしいことは、ゲーム感覚で誘ってみると良いです。
お手伝いもポイント制にしたり、小さなうちは「ママと洗濯物たたみ競争~」など、いっそゲームにしてしまうとノリノリで一緒にやりたがるでしょう。
ママが楽しそうにしていると、子どもも幸せな気持ちになります。
洗濯物も片付くし、みんなハッピーになれちゃいますよね。
ただし、小さい子どもがたたむのはとても時間が掛かりますし、後からそっとたたみ直しの時間(たたみ方がものすごい場合…笑)も必要かと思います。
ぜひ時間に余裕を持って、一緒に楽しんでみてくださいね。
ライフパスナンバー4の子ども
性質や個性
自分のやることに責任をもって取り組むようなところがあります。
変化はあまり好まないので、冒険もあまりしようとしないでしょう。
また自分より小さい子のお世話が好きだったり、面倒見が良かったりします。
自分を主張することは少ないかもしれませんが、胸の中には強いこだわりや想いを持っています。
ママが気になる点
何か我慢しているのではないか?自分を犠牲にしていないか?
この辺りが気になるところではないでしょうか。
ライフパスナンバー4は、自ら不安な要素は絶対に取り入れることはしません。
ひたすら安全な道を選んで進んでいくようなところがありますので、子ども自身がそれを選んでいるということがあります。
ですので、そこまで心配する要素ではないですが、もし気になる時は「何か困ってることはない?」「嫌なこと感じてない?」など誘導する形で聞いてみるのが良いでしょう。
プライドが高いところがありますので、弱い自分を出すのが嫌だったりする気持ちが強いと、うまく心も開いてこないです。
できるだけプライドを傷付けないような聞き方で話してみてくださいね。
子育てのコツ
プライドが高い故、本音を言えないところがあります。
ですので、小さなころに本音を言えないというような、気持ちを我慢することを覚えてしまうと、大人になった時に一気にこじらせてしまうことがあります。
嫌なことがあっても「大丈夫、平気平気」と我慢するのだけど、自分の気持ちと折り合いが合わなくなってくると大変です。
一気に爆発したり、これまで優しくしていた人などに対しての態度が一変するなど、少々厄介な状態に入ってしまうことがあります。
これを回避するためには、時間が許す限りちゃんと話を聞いてあげることが一番です。
心をまっすぐ育てる栄養源になります。
「そんな風に思ってもいいんだよ」ということがわかれば、自然と人に優しくなれます。
子どもの気持ちをたくさん受け入れてあげてくださいね。
まとめ
数秘術でみる子どもの性質や個性、数秘別の子育てのコツなどまとめました。
今回はライフパスナンバー1~4までをまとめましたが、どのナンバーも特徴がありますので、子どものうちはその個性を大いに生かした子育てが、その子らしさを作ってくと思います。
この後の数字であるライフパスナンバー5~33までも、出来上がり次第アップしていきたいと思いますのでしばしお待ちくださいませ。