こんにちは!
星月ひなたです🌟
大アルカナと小アルカナの違い。
それは物事の大きさです。
文字通り大アルカナは
「大きな出来事」を表し、
小アルカナは
「小さな出来事」を表します。
なので、
占っている最中に出る大アルカナは、
とても大きな意味を持っています。
それに対して小アルカナは
日常のささやかな思いに相当します。
占う際、
どちらも確かな意味を持ちますが、
優先するのは大アルカナのカードです。
それを踏まえて、
周りに出た小アルカナを含めて
鑑定していきます。
小アルカナは
火、地、風、水の4つのエレメント
で構成されています。
小アルカナもストーリー性があるので、
物語を読むように覚えると楽しいですよ!
今日は火のエレメント、
ワンド(棒)から見ていきましょう!

Contents
小アルカナを覚えよう!ワンド全体のキーワード
ワンド(棒)全体のキーワード
- 情熱
- 冒険
- 野心的
- 熱量高め
- 人のためになりたい
- だからこそ人の目を気にする
- そこに愛がある
①ワンドのエース

物事の始まりを表します。
自分の熱い想いや気持ちを
ワンドのAは示します。
「無」から「有」になる瞬間です。
とてもパワーがあることを意味します。
- 正位置:「誕生」「熱い想いが溢れてくる」
「何か始めたい」「ワクワク感」 - 逆位置:「燃え尽き症候群」「落ち込む」
「やる気がなくなる」「興味がわかない」
②ワンドの2

情熱を抱えた一人の男。
少し高いところから、
自分と周りを見つめています。
これからのビジョン
が明確になるイメージです。
広い視野で物事を
見ようという気持ちが高まる。
そのためには犠牲も伴いますが、
未来の展望をうまく描ける状態です。
- 正位置:「未来のビジョンを捉える」
「将来を見据える」「視野が広くなる」
「野心的思考」 - 逆位置:「未来が見えない」
「犠牲にするものが多すぎる」
「情熱をもって動けない」
③ワンドの3

船出の時を示します。
描いた未来へと旅立とうとしています。
もう時期が来たと感じる時です。
希望に満ち溢れ、
これからに期待しています。
決断したことを実行に移す時です。
- 正位置:「決行の時」「期待に胸膨らませる」
「明るい未来を描いてる」「視点を広げる」 - 逆位置:「これ以上は望まない」
「十分満足している」
「視野が少し狭くなる」
④ワンドの4

門出を祝う幸せいっぱいなムードです。
これから出発するのか?
成功し帰還したのか?
どちらにせよ、
今は一息つきましょう。
幸せで穏やかな気分に包まれています。
- 正位置:「祝福ムード」「穏やかな時間」
「アットホームな雰囲気」「安らぎ」 - 逆位置:「ほっこりする」「小さな幸せ」
「予祝」「ちょっとした嬉しいことがある」
⑤ワンドの5

穏やかなムードから一転。
戦いが始まります。
しかしこれは意味ある戦いです。
明るく描いた展望に対しての葛藤や、
必要となる気持ち同士のバトルです。
- 正位置:「葛藤する」「無謀と思える戦い」
「意識を高めあえる」「行動を起こすための練習期間」 - 逆位置:「混乱する」「意見がまとまらない」
「バラバラになる」「自暴自棄」
⑥ワンドの6

見事戦いに打ち勝ちました。
その姿は自信に溢れ、称賛の嵐です。
やり遂げたその目には今、
何が映っているのでしょう。
勝ち取った喜びを噛みしめています。
しかしその勝利は、
一人で勝ち取ってものでありません。
そのことを忘れないでくださいね。
- 正位置:「勝利」「自信に溢れる」
「優越感」「やり切った感満載」 - 逆位置:「敗北感」「劣等感」
「自信を無くす」「コンプレックスを感じる」
⑦ワンドの7

勝利を称えたその人は、
自信とプライドを身に付けました。
成功を収めた後にやってくるのは、
周りからの襲撃です。
気持ちは穏やかではないけれど、
立場は優勢。
争いを避けては通れませんが、
果敢に立ち向かう人。
その先に待っているものは・・・?
- 正位置:「優勢」「大変だけど勝てる戦い」
「気持ちに負けない強さ」 - 逆位置:「劣勢」「修行が足りない」
「気持ちに負けてしまう」
⑧ワンドの8

諦めずに戦った人には
チャンスが訪れます!
ものすごいスピードで
それはやってきます。
一瞬なので、
逃さないようにしないと!
予想より早く好機や
待ち望んでいた状況が訪れます。
- 正位置:「一瞬のチャンス到来」
「空気が変わる」「スピーディーな変化」 - 逆位置:「チャンスを逃す」「遅れる」
「ゆったり変化する」「時間が掛かる」
⑨ワンドの9

力の限り戦ってきたその人は
じっくり様子を伺っています。
攻めるだけが戦いではないことを、
傷だらけになった男は学びました。
受け身の体制で
好機を待つことも必要なのです。
- 正位置:「待つことが必要」「防御する」
「身を隠す」「出方を考える」
「前に行くだけが戦いじゃない」 - 逆位置:「タイミングを掴めない」
「警戒心が強すぎる」
「ネガティブになる」
「力が発揮できない」
⑩ワンドの10

待機して気持ちを整えたその人は
再び歩き出します。
とてもたくさんの物を抱えています。
それは今まで抱えてきた想いや行動、
自分が良かれと思ってやってきた
数々の行動の証。
一人でよく頑張りました。
- 正位置:「抱え過ぎ」「負担となっている」
「重荷」「一人でたくさんの想いを抱える」
「独りよがりだったりする」 - 逆位置:「全部は選べない」
「大事なものは選びましょう」
「心の荷物、少し下ろしませんか?」
ワンドは未来や社会に出る
一歩手前のイメージです。
魂の旅はまだまだ始まったばかりです。
社会の荒波を自分の糧とできるかどうかは
自分自身の魂の成長にあります。
情熱をもって生まれた野心や行動力は
どのように育まれていくのでしょう。
次回は「カップ」について
語っていきたいと思います✨


